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~溶接と電気事業法って…①の巻~

ご安全に!

 

梅雨に突入し、なんだかジメジメ、体調もダルいような気がして力がでない‥

そんな感じですが

今回は、「電気事業法」と「溶接」の関係についてお話します!

 

モノづくりの現場において、溶接という手法は非常に一般的です。

多くの方が職人技を活かし、日々の製品づくりに励んでいます。

しかし、これが電気事業法に関わってくると、一気に話が変わってくるのです。

 

電気事業法のもとでは、溶接士の技術を専門機関に承認してもらう必要があります。

つまり「この人の溶接は、法律で認められた品質ですよ」と、

第三者に保証してもらわなければならない。これがもう、とにかく難しい‼

(足つぼマットの上を、前跳びしながらスキップするくらい難しい)

 

何が難しいって…溶接の姿勢と環境です。

日常ではあり得ないような姿勢(例えば仰向けで天井を溶接するなど)や、

すごく狭い場所で、利き手では溶接出来ない様な環境下で、

ミリ単位の精度を求められる

しかも、それぞれの条件が細かく分類されていて、

たとえ「上向き」は合格しても「横向き」は別の認証が必要。

取得難易度はまさに“Sランク”。

 

でも、それだけに取得できたときの価値は計り知れません。

 

つまり、電気事業法における溶接の世界は、一般的な感覚とはまるで別物です。

正確さと信頼性が厳格に求められ、それに応えるための技術と精神力が試されるのです。

  

はい、ここまでっ。ドロンっ

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